レストランにご来店されてからお帰りになるまで、お客様と私たちサービス人は、暗黙のルールにのっとってコミニュケーションを交わしています。その暗黙のルールがマナーと呼ばれるものです。
マナーには3つのレベルがあり、お客様の意識や来店目的により、対応方法が違います。サービス人は、国やレベルの違いによるマナーの差異を理解して、オケージョンにあわせた最適なマナーでおもてなしすることが求められます。
ここでは、レストランの予約方法から食事中のマナー(テーブルマナー)を中心に説明しましょう。
マナーのレベル
プロトコール … 世界共通の公式な国際マナーのことです。日本では国際儀礼の意。
エチケット…礼儀作法(グループレベル、テーブルマナーなど含め)
マナー … 一般的、人としての最低限の礼儀(日常生活において)
予約
ドレスコードの有無を確認します。
性別や目的により、必要な情報を正確に丁寧に伝えます。
子供がいる場合は伝えます。
性別や目的により、必要な情報を正確に丁寧に伝えます。
定刻に到着するように心掛けます(15分以上遅れる場合は、連絡を入れます)
早く到着された場合も柔軟に対応します。
来店
| エスコート | 入店までは男性(ホスト)が先に、店内からは女性を先にエスコートします。 バーやダイニングへのご案内は、女性から誘導します。 |
| コート | コートの埃を店内に持ち入らない意味でも、基本はエントランスにて預けます。高級なものに関しては持ち込みます。(保証責任) 高級品はお手元に保管していただくようにご案内します。(お客様責任) |
| 荷物 | 荷物の種類、大きさなど場合によりますが、エントランス(クローク)にて預けます。プロトコールレベルでは、基本的にはダイニングに大きな荷物は持ち込まみません。ただし欧米などは荷物が離れることを不安がられる傾向が多いので、持ち込む場合もあります。プロトコールレベルでは、椅子の右側前に置きます。 貴重品はお手元に保管していただくようにご案内して、お預りします。 お預りするお荷物は床に置きません。(欧米の文化では床におくことが多い) |
| 着席 | イスに座る時は、左側から出入りします。女性は自分で席を引かずに同伴の男性、又はサービス係に引いてもらいます。イスは充分引き付けて、テーブルと身体の間に握りこぶし一つが入る程度あけて、背筋を伸ばし深くイスに腰掛けるようにします。 イスの左側から着席できるようにイスを引きます。但し、狭い場合は臨機応変に対応します。 |
テーブルマナーで心がける事とは
自分を美しくみせること。
相手に不快な思いをさせないこと。
その場を楽しむこと。
型やルールにこだわり過ぎない。
より合理的に発想すること。
 |  |
| 大きな声での会話 … | 政治に関する話 … |
| 携帯電話の使用 … | 宗教に関する話 … |
| 離席が多い … | わいせつ的な話 … |
| 食事が進まない … | 病気に関する話 … |
| 座り方が悪い … | 誹謗中傷的な話 … |
| 作法を無視… | 他店評論… |
| ゲップ・爪楊枝の使用… | 喫煙のマナーが悪い … |
[プロトコール]
グラスを持ち、手を少し前にだしながら目線の高さあたりまでグラスをあげます。
グラスを当てません(鳴らさない)。
胸より上の位置であげます。
乾杯を誘われた時 … お客様より低い位置で杯をあげます。
お客様に勧められたとき…小さいグラスで控えめに、そしてお礼を述べます。
 | ナプキンは上席の人が手にした時、又は、食事が運ばれる直前に膝にかけます。 |
 | 本来、油を拭くためのもの(口紅なども同じ扱い)。 |
 | 正式な折り方の決まりはないが、折りたたんだ内側を(汚れた部分が見えないように、また自分の衣服につかないように)使います。 |
 | 途中で席を立つときは、ナプキンをかるくたたんでテーブルの上に置きます。 |
 | 食事が終わったときは、たたまないでテーブルに置きます。(「おいしい食事でした」というメッセージになります)現代では軽くたたんでテーブルの上に置くのが一般的です。 |
キリスト教ではパンは神の身体とたとえられることがあり、手でちぎるのが正式です。ナイフは使いません。プロトコールレベルでは、スープが出されてからデザートが出るまでの間に食べるのがいいでしょう。また、バタークーラーなどに盛られている場合は直接パンにつけず、まず一切れをパン皿に取り、それからパンにぬって食べます。
食卓上の基本はフォークとナイフの両方揃って1組とします。食べ物の口への運び方は、一口大に切ってから運ぶことです。葉ものなどは、フォークとナイフを使って一口大に折って口に運びます。食べ終わった時のシルバーの置き方は同方向にシルバーを揃えます。その向きにはいくつか種類があります。
日本ではイギリス式がポピュラーであり、スプーンでスープを飲むときは、「手前から向こうへ」とスプーンを動かします。スープが少なくなったら、お皿の手前側を少し上げてスプーンですくって飲みます。フランス式は外側を持ちあげ、「奥から手前へ」スプーンを動かします。
食す場合は、スプーンを縦にして口に運びます。
食べ終わったら、スプーンはお皿の上(又はソーサー)に手前に横向きにおきます。
まず魚の中央に横にナイフを入れます。そして手前半分と向こう半分に分けます。手前側から食べます。次に背骨を外し、背骨はお皿の上の方におけばよいでしょう。そして下の身を食べるようにします。基本的に裏返してはなりません。
左側から一口分ずつ切って食べます。全てを食べる前に切ってしまうと温度が下がり、肉汁が出てしまいます。折角のお肉の味が損なわれます。
直接、指を使って食べる果物など(「手を使って食べて良いです」という料理、オマール海老や蟹など甲殻類の殻付き料理や、殻付きの牡蠣、また、お肉でもしっかりと骨が付いているものなどに良く一緒に出て来ます。)には、フィンガーボールが出されます。
正式なフィンガーボールの置き場は決まってはいません。
しかし、実際は料理の食べ方に合わせて置くことが多く、パン皿の上(左上)におくのが一般的です。両手を使ってしまったお料理は、片手づつ指先(第2関節まで。親指と人さし指、中指までです。)をさりげなく指先同士を擦り合わせる程度に洗います。 濡れた手は、膝にしいているナプキンをテーブルの上に置き拭くようにすると良いでしょう。
アイスクリーム、シャーベット、ケーキ、フルーツなど色々ありますが基本的に食べる順序は冷たいものから温かいものへ、軽いものから重たいものへが基本です。
(例 ソルベ→ムース→タルトなどの焼き菓子)
スプーンで混ぜるときにはグルグルとかき回さず、前後に動かします。
使ったスプーンはカップの上が一般的です。国や地方によって、カップ手前においたり、カップの右側に縦に置くことがあります。
フランス料理
フランスの各地方を中心とした世界の食材に料理人のエスプリを加えた調理技術を用い、フォンに裏付けられたソースを特徴とし、美しく盛り付けられたものです。
フランスが体系化したサービスはフランス文化そのものです。フルコースの正餐には食前酒、ワインで彩りを添えることも世界に普及させました。雰囲気についても、手入れの行き届いた室内に優雅にセットされた卓上で非日常的な人生の楽しさ、快楽を感じるところです。フランスでは日本で呼んでいるような「フランス料理」をフランス料理(=キュイジーヌ・フランセーズcuisine francaise)とは言いません。
日本で人が通常イメージする非日常高級フランス料理は、グランド・キュイジーヌgrande cuisine(=大料理)ですとか、キュイジーヌ・ガストロノミーク cuisine gastronomique(=美食料理)あるいはオート・キュイジーヌ haute cuisine(=高級料理)と呼ばれます。
西洋料理の中心。
食材、食品が厳しく管理された法律(A・O・C)をもちます。
各時代の料理人によって磨き上げられた技術があります。
フォンを基本とするソースの多様性。
料理を生かすサービス。
料理人のセンス。
4つの地方によって異なる油脂。
農海産物に恵まれていて、豊富な食材。
地方ごとにワインやチーズ、パンがありとても美味。
特産物を使った地方料理が発達。
材料の正確な整形。
客観的な美しさ、美味しさ。
幅広い料理レパートリー。
イタリア料理
フランス料理は王室、貴族社会で発展してきましたが、イタリア料理は家庭料理として発展してきました。
現代ではあまり感じられませんが、イタリアは北と南で貧富の差が激しい国でした。
北イタリアには、ファッションや文化において世界に知られる都市が多くあります。
しかし、南イタリアはそのような華やかなイメージがなく、素朴な地域です。北イタリアの人々は南イタリアの人々を見下す時代があったのです。
食事においても南と北では、大分違いがありました。北イタリア料理は、バターがベースとなる乳製品や牛肉料理が主ですが、南イタリアではオリーブオイルを使う野菜や魚料理が中心でした。北イタリアの人たちはそれを貧しいものと思っていたのです。北イタリアの食事は、飽和脂肪酸の多い料理だった為、心血管障害が増加しました。そこで、北イタリアの人々は南イタリアの料理を見直すことになったのです。
そのきっかけは、南イタリア料理を健康食として紹介したロベルタ氏(1983年、ミラノ出身の栄養士:ロベルタ・サルバドーリ)です。
フランス料理とはメニュー構成が違い、パスタが第一の皿となり気取らない家庭料理が多いです。
北部では小麦粉、ボー川流域で米、南部では果物が豊富にとれます。
地中海沿岸では魚介料理、各地方で独特な料理が発達しています。
オリーブオイルをよく使い、代表的なソースはトマトソースです。
ハーブやスパイスを巧みに使い、ニンニクを盛んに使います。
スペイン料理
地中料理沿岸の他国と同様、オリーブオイルやトマト、魚介類を多様しますが、地方差が大きく、北部大西洋沿岸や南部でそれぞれ特徴のある食文化があります。代表的な料理はパエリア等があります。
 | 四つの地方で言葉と文化を持ち、それぞれに料理の特徴が違います。 |
 | カタルーニャ、バスク、ガルシア、カスティーリャ地方地中海料理の特徴でオーリブオイル、ニンニク、トマト、大きいピーマン魚介類多く使います。 |
 | パエリヤやイカ墨ご飯などの米料理があります。 |
 | カタルーニャ地方に限り伝統的な料理に変わった組み合わせが多いです。ウサギとカタツムリ、鶏と海老、舌平目とオレンジとドライフルーツ等 |
中国料理
唐の時代(一千年前)には中国料理の品質、色彩、味、形、器という現代の中国料理に要求される五つの要素がすでに整ったと言われています。この時代、他国との調理技術の交流が盛んだったのも理由のひとつです。 郷土によって個性がことなり、独自の料理を完成させています。
肉、魚、野菜などの多くの種類の素材と風味を混合ため料理の種類が多いのが特徴です。
調味料が豊富でバターや乳製品は使わず、その変わりに植物油やラードを多く使います。
地中海沿岸では魚介料理、各地方で独特な料理が発達しています。
基本的に魚や野菜を生では食べずに、必ず一度火に通します。
「医食同源」の発想から食は薬と考えられています。
北京は元(げん)・明(みん)・清(しん)の都として栄えたことから、王朝で発展。清朝宮廷の名コックたちが完成させた宮廷料理。宮廷には各地の名菜が集りました。
代表料理:北京ダック、羊肉、水餃子
調理法:揚る、ロースト、炒める、煮る、あんかけ
ベースは淡白
歯ざわりの良さ、やわらかさ、新鮮さと香りに重点
麦や雑穀が主食(麺類、餃子等が発達)
魚料理よりも肉料理が発達
蘇州(そしゅう)、杭州(こうしゅう)、揚州(ようしゅう)など江南(こうなん)各地の料理を集大成したものが上海料理です。海に近く湖沼が多い為、エビ、カニ、魚が豊富。中国有数の米作地帯。国際都市として栄えたことで、外国の調理法の影響を受け、洗練された味が完成しています。
代表料理:上海蟹、えんどう豆と海老の炒め物、小篭包子
調理法:煮る
ベースは淡白
家庭料理(煮込み料理)が多い
米と紹興酒などの産地あり
麺などの簡単な食事から発達
中国料理の中でも最も有名な料理と言われる。広東人によって、外国に広められます。世界中にある中華料理店のほとんどが広東料理です。亜熱帯の新鮮な食材を生かし、淡白な味付けです。
代表料理:酢豚、牛肉のオイスターソース、子豚のあぶり焼き
調理法:炒める、煮る、焼く
日本に伝わる、飲茶(点心)のベース
海産物を中心
代表的な素材にフカヒレ、ツバメの巣
蛇料理などのゲテモノ料理も特色
食材豊かな「天府の国」、年中霧が立ち込める特殊な気候風土を背景として四川独特の麻辣(あさらつ)の味が生まれました。麻はしびれるような山椒の味、辣は唐辛子の辛い味です。さらに油を大量に使った脂っこい味付けが特徴です。
豆板醤!その他個性のある調味料が奥深い複雑な辛さを生み出しています。
代表料理:麻婆豆腐、えびのチリソース、鰻の醤油煮込み
調理法:煮る、炒める
前菜の一品料理が多いのも特徴
中国の穀倉地帯で材料には豚肉をはじめ牛肉、鶏、川魚や野菜を多く使う
シロキクラゲ、キヌガサダケは珍味。またザーサイなどの漬物も美味しい
明、清時代に宮廷料理の主流となった料理です。北京、天津、東北の各地の料理に対して大きな影響を与えました。肉や魚貝の臭みを取るために、香辛料をふんだんに使う料理が多くあります。
代表料理:黄河鯉(こうがごい)の甘酢炒め、燕の巣のコンソメ煮込み、モツの香り炒め
調理法:煮炒め、焼く、炒める、揚げる
清湯(せいたん)と呼ばれる澄んだスープやクリームスープが有名です。
福建料理は福建省を起源に、福州、泉州、アモイなどの郷土料理ををベースに発達します。福建は沿海に位置しています。
調理法:炒める、焼く、煮る、あんかけ
辛さが控えめで淡白な料理
ハモ、アゲマキ、イカ、イシモチ、ナマコなどの海鮮が豊富
※他にも江蘇料理(こうそ)、湖南料理(こなん)等多くの郷土料理をもつ
日本料理は中国の文化の影響を強く受けていると言われています。その時代は8世紀ごろからです。14世紀ごろからは、米の常食や醤油や砂糖、味噌などが普及しました。16世紀ごろからは、ポルトガルとの貿易が盛んになったということもあり、様々な国の文化が混交してきました。
このような背景の中、日本料理が完成され、一般営業の飲食店が栄えはじめます。
陰陽五行説に影響を受けていて、五行説では味・色彩・調理法の三つに大きな影響を与えたと言われています。五味・五色・五法等がそれです。
五味 … 五つの味:辛(しん)辛味、酸(さん)酸味、苦(く)苦味、甘(かん)甘味、鹹(かん)塩味
五色 … 季節を表す色。赤(夏)、黄(土用)、青(春)、白(秋)、黒(冬)
※土用:1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。
五法 … 五つの調理法:生食、焼く、煮る、蒸す、揚げる。
フランス料理の代表的な食材
| 前菜 | キャビア(caviar)、スモークサーモン(saumon fume)・オマール海老(hommard)、 ホタテ貝(saint-jacque)、フォアグラ(foie gras)、生ハム(jambon)、エスカルゴ (escargot)、アスパラガス(asperge)、アーティチョーク(artichoud)等 |
| スープ | ・コンソメ(consomme) … チキン(volille)、ビーフ(boeuf) ・ポタージュ(potage) …ポテト(pomme de terre)、かぼちゃ(potiron)、コーン(mais)、ニンジン(carotte)、グリーンピース豆(saint-germant) 等 ・ビスク(bisque) …オマール海老(hommard)、蟹(crabe) |
| 魚料理 | 鯛(daurade)平目(turbot)・舌平目(sole)、スズキ(lou de mer、bar)等 |
| 肉料理 | 仔羊(agneau)(フランスではラムが最もご馳走とされる)、仔牛(veau)、牛(boeuf)、鴨 (canard)、鳩(pigeon)、鶉(caille)、兎(lapin)、鹿(chevreuil)、猪(sanglier)、内臓(abat)等 |
| 野菜 | ポテト(pomme de terre)、アンディーヴ(endive)、アスパラガス(asperge)(グリーン (verre)・ホワイト(blanc))、アーティチョーク(artichaud)、 レンズ豆(lentille)、セップ (cepe)、ジロール(girolle)、モリーユ(morilles)(キノコ類)トリュフ(truffe)等 |
| チーズ | フランスでチーズは食事の中でもとても重要な食品です。種類も豊富で、ワイン同様土地毎に作られています。 |
| デザート | ガトー、タルト、ムース、グラス、ソルべ、ミルフィーユ、スフレ、クレープシュゼット、 チェリージュビレ |
フランスでは伝統的な製造法・技術・品質を保護・規制するための原産地呼称制度があります。チーズの定義、原料のミルクの定義、生産地域、生産方法、熟成期間などが細かく規定されています。400種類あるといわれているフランスチーズのうちAOCを取得しているのは2008年現在44種です。
フレッシュタイプ
白カビチーズタイプ
青カビチーズタイプ
ウオッシュタイプ
シェーブルタイプ
セミハードタイプ
ハードタイプ
季節によって作られる乳も違ってくるので、同じ牛から違うタイプのチーズも作られる事があります。
原則としてチーズを常温にもどし、状態をよくしてから食べます。チーズにも旬があります。夏、冬、一年中。飲み物とのマリアージュを考えます。何種類か食べる場合は、食べる順番を考えます。
生のフルーツやドライフツールと。
蜂蜜や、ジャムをつけて。
シャンパンをかけて。
バター・オリーブオイルをつけて。
ディジョンマスタードをつけて。
キュマン(CUMIN)をつけて。
オーブンで焼いて。
ロックフォールなどはサラダのドレッシングにして。
イタリアの食材
| 野菜(verdura) | アーティチョーク(carciofi)、アスパラガスasparagi )、イチゴ(fragola)インゲン (fagiolini)、ウイキョウ(finocchi)、オリーブ(oliva)、かぼちゃ(zucca)、 カリフラワー(cavolfiore)、キノコ(funghi)、キャベツ(cavolo)、きゅうり(cetriolo)、 グリンピース(piselli)、サヤインゲン(taccole)、ジャガイモ(patate)、ショウガ (zenzero)、ズッキーニ(zucchine)、セロリ(sedano)、ソラマメ(fave )、大根 (daicen)、玉ねぎ(cipolla)、チコリ(cicoria)、トマト(pomodoro)、トリフ (tortufo、ナス(melanzane)、ニンジン(carote)、ニンニク(aglio)、ねぎ (cipol line)、白菜(insalata cinese)、バジリコ(basilico)、パセリ(prezzemolo)、 ピーマン(peperoni)、ブロッコリ(broccoli)、ほうれん 草(spinaci)、ポロねぎ (porro)、メロン(melone)、ルーコラ(ruchetta) |
| 魚介類(pesce) | アカザエビ(scampi) 、アサリ(vongole)、アンチョビ(acciughe)、イカ (calamori)、カジキ(spada)、カニ(granchio)、クロダイ(orata)、子イワシ (sardine)、サケ(salmone)、スズキ(branzino、spigola)、タコ(polpo)、タラ (nasello)、ニジマス(trota)、マグロ(tonno)、ムール 貝(cozze)、メルルーサ (merluzzo) |
| 肉類(carne) | うさぎ(coniglio)、ウズラ(quaglia)、牛肉(bue manzo)、鶏肉(pollo)、仔牛肉 (vitello)、仔羊(agnello)、七面鳥(tacchino)、腸詰め(salsiccia)、ハム (prosciutto)、豚肉(maiale suino)、ベーコン(pancetta) |
| 果実(furutta) | いちじく(fichi)、オレンジ(arancia)、柿(cachi)、キウイ(kiwi)、栗 (castagna)、グレープフルーツ(pompelmo)、さくらんぼ(ciliegie)、スモモ (purugna)、野イチゴ(fragoline)、パイナップル(ananas)、バナナ(banana)、 ぶどう(uva)、ブルーベリー(mirtilli)、みかん(mandarini)、桃(pesca)、洋梨 (pere)、ラズベリー(lampone)、リンゴ(mela)、レモン(limone) |
| 調味料, 香料(condimento,spezie) | 油(olio)、オレガノ(origano)、ケッパー(cappero)、こしょう(pepe)、ごま (sesamo)、サフラン(zafferano)、シナモン(cannella) |


多くのファンがいるワイン、ブドウの品種だけでも数百と言われています。
このページでは、これだけ覚えておけばレストランで楽しめる!という基礎をご紹介させていただきます。
人気ワインを産出する代表的な国はフランス、イタリアですが世界各国でつくられています。ドイツ、スペイン、アメリカ等その他でも優れたワインを産出しております。我が国日本のワインも注目のワインです。
ワインの大きな分類
| 赤ワイン(vin rouge)・・・ | 果実の皮に色素の多い黒ぶどうなどを原料とし、皮を除かずに果汁と共に発酵させる為、皮の色素が浸出されて色がつく。 |
| 白ワイン(vin blanc)・・・ | 主に白ぶどう(黄緑系)を原料とする。 |
| ロゼワイン(vin rose)・・・ | 黒ぶどうを原料として皮ごと発酵させ、発酵の途中で皮を取り除く方法や黒ぶどう、白ぶどうを合わせて造る方法とがある。 |
発酵中にできた炭酸ガスを一緒に閉じ込めて造る泡の立つワイン。
| シャンパン(champagne)・・・ | フランス・シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインのこと。乾杯酒として用いられることが多い。イタリアではスプマンテという。 |
世界で栽培される人気のぶどうの品種
| カベルネ・ソービニヨン種・・・ | フランス・ボルドー地方の代表品種で味わいは力強い。どんなに醸造の技術が進歩しても良いブドウからでしか良いワインは作れない。そのためブドウ作りは醸造以上に重要です。 |
| ピノ・ノワール種・・・ | フランス・ブルゴーニュ地方の品種で、フルーティな味わい。熟成すると華やかな香りが出てくる。やや冷涼な気候を好み栽培には特に神経を使う品種の一つ。 |
| メルロー種・・・ | ボルドー、特にサンテ・ミリオン、ポムロールの主要品種。まろやかで果実の香り豊かな濃厚なタイプとなります。 |
| シャルドネ種・・・ | フランス・ブルゴーニュ地方の品種で、辛口ワイン。シャンパンにもこのぶどうが使用される。成熟するに従って練れて厚みを増し複雑になる。堅く切れ味の良いものから、濃厚なものまで様々なスタイルがある。 |
| リースリング種・・・ | フランスのアルザスワインやドイツワインの代表品種。しっかりとした酸味を持ち繊細で上品な香りと口当たりを持ち味にしている。世界トップソムリエにも、この品種からできるワインのファンが多い。 |
| ソーヴィニョン・ブラン種・・・ | ロワール地方が最も有名で、カリフォルニアやニュージーランドでも成功を収めている。香り・味わいとも、はっきりした若々しい青さがあり、食事をひきたてるワインとして高い消費量がある。 |
| セミヨン・・・ | シャトーディケムで有名なフランス、ソーテルヌ地区を始めとするボルドーの代表品種。口当りはなめらかで柔らかい。辛口と甘口の双方で良質なワインを産出する。 |
ワインテイスティングの方法 《白ワインを例に説明》
まず始めにワインの色を観察します。ポイントは輝き、薄い緑がかったものから黄金色まで様々ですが、明るい黄色のものがほとんどです。ヴィンテージが古いほど、ワインの色は輝く金色になります。いずれにしても、全てのワインにおいて濁らずに澄んでいるもの、色調が鮮やかで輝きがあるもが良いワインです。
次にワイングラスを静かに回して空気に触れさせます。そうすることでワインが酸素に触れてより香りが広がります。ワインにはぶどうの果実香(アロマ)があり、そのアロマから感じられる香りがありとても豊かになります。
テイスティングの際は同じ量を口に入れるのがポイントです。唇の先端からワインを流しいれ、舌先で感じる甘味、そしてした全体で酸味やそのバランスを味わいます。
ワインは料理との相乗効果により、より素晴らしいのみものとなります。料理をより美味しくする為に口に入れるタイミングなど少しづつご自身で体験していただければより一層楽しむことができます。
そうそう、相乗効果は料理とだけでなく、仲間との会話もご馳走ということを忘れないでください。
ワインの仕入れ、熟成保管、購買したワインのリスト作成および、顧客の注文する料理や嗜好に合わせたワインや飲み物を勧めるなどの接客サービスを行う仕事です。世界のワインの歴史や産地、等級などの知識、ビール、スピリッツ、ミネラルウォーターなど他の飲料の知識、さらには世界の料理との飲み物の組み合わせやワインの鑑賞表現法など、膨大な知識が必要です。
専門職としての知識、記憶力、探求心、体験、体力、さらには高度な接客術も要求されます。多くの専門書も出ている為、テクニックや知識には触れず、職階ごとの業務について整理します。
シェフソムリエ
ヨーロッパにみるシェフソムリエの仕事とは、その店の利益確保にどれだけ貢献できるかどうかが大きくウエイトを占めます。
具体的には、ニーズを読み、品質を見極める力が必要です。それと人気商品ばかりを追うことなく他者競合より強みのある個性のあるワインリストの作成。付加価値のあるサービス。これらをコントロールするには、情報にも敏感でなくてはなりません。
原価率管理
在庫高管理(週別、月別、期別)
客単価と客単価比率
市場ニーズに合わせたワイン販売(先物買いによる価格のコントロール)
ソムリエチームの目標設定
組織管理
教育
お客様の全てのコミュニケーション
ワインリストの提示、ワインの注文を受ける(顧客、一見客)
ワインの説明(お客様によっては必要)
注文に応じて飲み物を説明しながらサービスをする。
アペリティフ(食後酒同様)の注文を受ける。
当日営業のお客様の予測に必要なデータをチェックし当日の予測できるワインの温度管理。
ワインリストの内容の検討、決定
グラスワインの内容の検討、決定
食後酒リストの内容の検討、決定
婚礼用ワインの内容の検討、決定
売り筋ワインの内容の検討、決定
倉庫の発注内容の検討、決定
ソムリエ
シェフソムリエの遂行補佐
お客様のコミュニケーション(シェフソムリエ以外で直接お客様と対話できる唯一のソムリエ)
アペリティフ(食後酒同様)の注文
グラスワインの注文を受ける(一見客)
ワイン、水、その他のサービス(継ぎ足し)
飲み物に合わせたグラスに交換、補充
抜栓、デカンタ
営業前の準備作業、ワインサービス用具の点検
グラス、デキャンタ、ワイン置き、ワインセラー(ディセラーの温度)
ワインセラー、ディセラーの在庫の確認
冷蔵庫の点検(グラスワイン、水、etc)
当日消費したワインのカウント、補充
コミソムリエ
ソムリエの遂行補佐
お客様と会話することは基本的には無い
水(継ぎ足し)
デカンタ、グラスの準備(サービステーブルまで)
サービステーブルから終了したワイングラスを下げる
お客様からシェフソムリエがオーダーを受けた飲料の準備
ワインセラーからメインダイニングにお客様の各種の飲み物を届ける役目(サービステーブルまで)
ワインセラー、ディセラーの在庫の確認
冷蔵庫の補充
ワイングラスについて
| シャンパーニュ・グラス | 白ワイン・グラス
|
| Champagne Glass | White Wine Glass |
 細身で背が高い、フルート型。 泡立ちの美しさを引き立たせ、華やかなイメージを演出する。 平らなソーサー型は、乾杯などのときに使われます。この型は、飲み干すときに喉(のど)が見られにくいので中世の女性に好まれたものです。 |  ワインの種類によってサイズや形は様々。白用ワイングラスはワインの生まれた郷土の慣習やワインの味、温度や香りによって様々なものがあります。 |
| 赤ワイン・グラス | ゴブレット |
| Red Wine Glass | Goblet |
 ワインの種類によってサイズや形は様々。ブルゴーニュ赤用はバルーン型で、ボルドー赤用はそれに比べてボウル下部が細めに作られています。また古いワインを小さなグラスで飲んだほうがベターな場合もあります。などなど、細かい分類があります。 |  現代のレストランでは、ロックグラスに似たものが多く使われるようになりましたが、公式な席などではワイン・グラスを一回り大きくした形のものが使われます。高級レストランでは氷を入れたロング・ドリンクやビールなどに使われます。壊れやすいので、使用頻度は低めです。 |
多くのファンがいるこれらのアルコールドリンク、興味のある方も多いと思います。
アルコールドリンクの歴史はどれも深く、このページだけではお伝えできないことも多くあります。
大雑把な内容となりますが、これだけ覚えておけば安心という知識をご紹介します。
オーダーする際に困らないように、この項目にてアルコール全体の分類とグラスの種類も簡単にご紹介します。
アルコールの分類
醸造酒(じょうぞうしゅ)は、原料を酵母によって発酵させた酒。醸造酒は単発酵酒と福発酵酒にさらに分類されます。蒸留酒に比べてアルコール度数が低い。
| ワイン・・・ | ぶどうを原料として発酵させたもの。 |
| シードル・・・ | リンゴを原料に発酵させたもの。 |
| 清酒・・・ | (並行複発酵酒)米、麹、水を原料とし、発酵させたもの。 |
| ビール・・・ | (単行複発酵酒)麦芽、ホップ、及び水を原料として発酵させたもの。 |
発酵した酒をさらに蒸留して作られたアルコール飲料。
醸造酒に比べアルコール度が高い。
| ウィスキー・・・ | 乾燥させた大麦の芽にお湯を加えて糖化し、その麦の汁に酵母を加えて発酵させ、蒸留、貯蔵熟成させたもの。 |
| ブランディー・・・ | ぶどうを原料に発酵させたものをさらに蒸留したもの。 |
| ウオッカ・・・ | 麦など穀物を主原料とし、高濃度に蒸留したスピリッツで最後に白樺の炭などでろ過し、クセのない味わいに仕上げたもの。 |
| ジン・・・ | ライ麦やとうもろこしなどの穀類を蒸留した後、ねずの実の香りを加えながらさらに蒸留したもの。 |
| ラム・・・ | 砂糖きびの絞り汁、砂糖きびなどを煮詰めて砂糖の結晶を分離したのち残った糖蜜を水で薄めてから発酵させ、その発酵液を蒸留したもの。 |
| テキーラ・・・ | 竜舌蘭の葉を落とし、株を蒸して甘い汁液を絞り出し発酵、蒸留したもの。 |
| 焼酎・・・ | 米や麦・さつまいもを主原料とし、麹・酵母を加え発酵させ、蒸留機で蒸留したもの。乙(単式蒸留機使用) 甲(連続蒸留機使用) |
| リキュール・・・ | お酒と糖類等を原料としたもので、その糖類等が2度以上のものをリキュール類と呼ぶ。 |
カクテルとは、ベースとなるお酒(上記の全てのアルコール)に、さらにお酒や果汁などをミックスしたドリンクです。
ジュースのみで作成した場合はノンアルコールカクテルとなります。
分類はスピリッツごと、カクテルの仕上がりの系統ごと、シュチュエーションなど様々な分類ができます。会話に花を添える為にシュチュエーションによる分類を簡単にご紹介しておきます。
食事の前のひと時を楽しむドリンクで、アルコールドリンク、ノンアルコールドリンクがあります。フィンガーフードなどと楽しむことも多い。
ブランデーやカルヴァドスなどが最もトラディショナルで優美、食事のあとに飲まれるアルコールドリンクすべてに使われる言葉です。
オールデイ・カクテル(食前酒・食後酒以外のカクテル)
TPOを選ばずいつでも飲めます。
夜遅い時間に飲むカクテル。
寝る前のひと時を楽しむお酒。
| オン・ザ・ロックス・・・ | 材料をロックグラスに大きめの氷を入れられたスタイル |
| シェイク・・・ | シェイカーに材料と氷を入れ混ぜ合わせたもの。主に材料を混合、冷却、そして演出することを目的とするスタイル |
| ステア・・・ | 混ざりやすい幾つかの材料をミキシンググラスに注ぎ混ぜ合わせるスタイル |
| ビルド・・・ | 直接グラスに材料、氷を注いで作るスタイル |
| サワー・・・ | スピリッツにレモンなどの柑橘系の果汁、シロップなどを入れたスタイル |
| リッキー・・・ | スピリッツにライムなどを搾りその実を入れてソーダで割ったスタイル |
| フィズ・・・ | スピリッツやリキュールに柑橘系の果汁、シロップなどを入れソーダで割ったスタイル |
| コリンズ・・・ | コリンズグラス(細長いタンブラー)を用いて作られるスタイル |
ミスト(スピリッツ系)/ フラッペ(リキュール系)・・・ | グラスにクラッシュアイスを多めにいれ上から材料を注ぐスタイル |
| フローズン・スタイル・・・ | ブレンダーにクラッシュドアイスと材料を入れシャーベット状にしたスタイル |
| フロート/プース・カフェ・・・ | 目にも美味しい、比重を利用し数種のスピリッツやリキュールを混ざらないように注ぐスタイル |
※ショートカクテルは短時間(2、3口とも10分以内とも言われている)で飲み干すものが、美味しく飲めるスタイル、それに対してロングカクテル自分のペースでゆっくり楽しめるものでショートカクテルに比べると全体的にアルコール度数が低いものが多いです。
ビールの大きな分類
大きく分けると下面発酵ビールと上面発酵ビールに分けられます。
発酵が終了に近づくにつれ酵母が発酵液の下面に沈殿するタイプの『下面発酵酵母』を使用。10℃前後低温で発酵させたビール。
低温で発酵させている為、冷やして楽しむビール。ピルスナーなどが代表的で世界の主流のビール、又は日本の大手メーカーの代表的なビールはほとんどがこのタイプ。
発酵が終了に近づくにつれ酵母が発酵液の上面に浮上するタイプの『上面発酵酵母』を使用。20℃前後の高温で発酵させたビールで、冷やしでも、常温で楽しめます。 これら以外に自然発酵ビール(ランビック)があります。
一般的な呼び名での分類
| 生ビール・・・ | 殺菌に熱処理を行わずろ過しただけのビール |
| ラガービール・・・ | ラガー・ビールは貯蔵工程で熟成させたビール |
| 黒ビール・・・ | 麦芽を強く焦がしてから発酵させたビール |
| スタウト・・・ | 濃色の麦芽を原料を使用した香味の強いビール |
米、米麹、及び水を原料とし、発酵させ濾したもの。
米、水、及び清酒粕、米麹、その他政令で定める物品を原料とし、発酵させ濾したもの。
清酒に清酒粕を加えて濾したもの。
原料米の表面の脂肪やタンパク質など、いわゆるお酒の雑味の原因となるものをとりはらい、精米歩合以下の芯の澱粉だけにして低温でじっくり醸したお酒。
純粋にお米だけで造られているお酒で、醸造アルコールなどは一切添加されていないお酒。
精米歩合が60%以下又は酒造好適米の使用割合が50%以下の場合「特別純米酒」と表示ができます。
純米酒に一定量(白米重量の10%以下)の醸造アルコールを加えたお酒。精米歩合も70%以下と定められています。
精米割合が60%以下又は酒造好適米の使用割合が50%以上の場合「特別本醸造酒」と表示ができます。
アルコール添加酒・増醸酒は精米歩合に制限はなく、白米、米麹を原料としもろみの圧搾の前に、醸造アルコールを添加した清酒です。増醸酒は、収量が約3倍になるため三倍増醸酒とも呼ばれます。
発酵した酒をさらに蒸留して作られたアルコール飲料。醸造酒に比べアルコール度が高い。
水が100度で蒸発するのに対してエチルアルコールは約78度で蒸発するという沸点の違いを利用し、80%の水と17%のエチルアルコールと3%香味成分を含んだ醸造酒を蒸留して作られたもお酒です。
蒸留酒の原料別分類(国ごとに内容は異なります)
麦類やトウモロコシなどの穀物を糖化、醗酵させた後に蒸溜し、樽熟成したもの。ウイスキーは蒸溜した時点で無色透明ですが、樽熟成によって琥珀色になり、まろやかさを増していきます。
名産地:イギリス
小麦や大麦、ライ麦などを原料とし、アルコール分は一般的に40~60%です。口当たりがよく、無臭、無色透明。熟成はさせません。化学調味料のベースとしても利用されています。
名産地:ロシア、フィンランド
他、アクアビット、ジン、焼酎、泡盛など
主に白ワインを蒸留し、樽で熟成させたアルコール飲料。
蒸留直後のブランデーは無色透明、木樽に貯蔵することで木の色素がとけこみ琥珀色にかわっていきます。アルコール分がひじょうに高いが水をくわえて40~45%にうすめて販売されます。
名産地:コニャック(フランス南西部のシャラント)、アルマニャック(フランス南西部のアルマニャック)
リンゴを蒸留したもの。カルヴァドスに、りんごジュースを加えて熟成させたポモード・ノルマンディーもヨーロッパでは人気が高い。
名産地:フランス北西部のノルマンディー地方
さくらんぼを蒸留させたもの。
名産地:フランスのアルザス地方、ドイツのシュバルツバルトやスイス
マールやグラッパは葡萄の搾り残しを蒸留したもの。
マール(フランス)とグラッパ(イタリア)の名は産地の違いです。
フィーヌは基準に達しないワインを蒸留したもの。(高級ワインのフィーヌは高価です)
名産地:マール、フィーヌはフランス/グラッパはイタリア
竜舌蘭(アガベ)を原料にしたもの。メキシコの法律によれば、原料としてアガベの中でもアガベ・アスール・テキラーナという品種を51%以上使い、ハリスコ州、ミチョワカン州、ナジャリ州の一部で作られたものだけがテキーラとされます。
名産地:メキシコ
サトウキビを原料にして蒸留されたもの。テイストの違いによってライト~ミディアム、ヘビーと言われる他下記のような色別の分類があります。
・ホワイトラム/別名シルヴァーラム(無色):内側を焼いていない樽で貯蔵
・ゴールドラム(薄い褐色)/ダークラム(濃い褐色) :熟成させた色がついたものカラメルなどで着色したり、ダークとホワイトを混ぜたりと様々なスタイルがあります。
名産地:西インド諸島
グラスについて
グラスは、クリスタル→セミ・クリスタル→ソーダ・ガラスの順に透明度、高輝度、硬質度が低くなり、価格も下がります。高品質、高価格なものほど壊れやすい性質を持っています。
輝き、形状の美しさ、香りや味わいにまで変化をあたえるグラスにも是非拘りたいものです。
あなたを美しくみせるアイテム(アクセサリー)にもなります。
| ジャグ(ジョッキ) | シェリー・グラス | シャンパーニュ・グラス |
| Jug | Sherry Glass | Champagne Glass |
 英語の発音は「ジャグ」。取手のついた大型のカップで、ガラス製や陶製、錫など様々なものがあります。ビールなどを飲むときに使います。 |  シェリーを飲むためのグラスです。ワイングラスよりも一回り小さく、やや細長い形です。 しかし、シェリーの本場スペインでは、もう少し大きめのグラス(コパ)が使用されていることが多いです。 |  細身で背が高い、フルート型。 泡立ちの美しさを引き立たせ、華やかなイメージを演出します。 平らなソーサー型は、乾杯などのときに使われます。この型は、飲み干すときに喉(のど)が見られにくいので中世の女性に好まれたものです。 |
| 白ワイン・グラス | 赤ワイン・グラス | ゴブレット |
| White Wine Glass | Red Wine Glass | Goblet |
 ワインの種類によってサイズや形は様々。白用ワイングラスはワインの生まれた郷土の慣習やワインの味、温度や香りによって様々なものがあります。 |  ワインの種類によってサイズや形は様々。ブルゴーニュ赤用はバルーン型で、ボルドー赤用はそれに比べてボウル下部が細めに作られています。また古いワインを小さなグラスで飲んだほうがベターな場合もあります。などなど、細かい分類があります。 |  現代のレストランでは、ロックグラスに似たものが多く使われるようになりましたが、公式な席などではワイン・グラスを一回り大きくした形のものが使われます。高級レストランでは氷を入れたロング・ドリンクやビールなどに使われます。壊れやすいので、使用頻度は低めです。 |
| リキュール ・グラス | ブランデー・グラス | カクテル・グラス |
| Liqueur Glass | Brandy | Cocktail Glass |
 リキュールをストレートで飲むための、小さめのグラスです。 |  果実酒からつくった蒸留酒の総称。語源は焼いたワイン(ヴァン・ブリュレ)から。ブランデーの香りをストレートに味わうためのグラスです。 |  ショート・ドリンク(短時間で飲む)用のグラスです。底が三角のものや丸型のもので、容量120~150ml)があります。 |
| オールド・ファッションド・グラス | タンブラー | コリンズ・グラス |
| Old Fashioned Glass | Tumbler | Collins Glass |
 別ロックグラス。ウイスキーやカクテルを主にオン・ザ・ロックスで飲むときに使う。背が低い平底グラスです。 |  背が高い平底グラスです。ロング・ドリンク(長い時間かけて飲むもの)によく使われます。カジュアルな雰囲気です。ソフト・ドリンクにもよく使われます。 |  トール・グラスとも呼ばれ、細身で背が高いグラスです。炭酸が抜けにくいので、炭酸飲料を使う場合が多いです。 |


ミネラルウォーター
種類は大きく分けて以下の4種類です。 日本国内で販売されている「ミネラルウォーター」は400銘柄以上にものぼるといわれています。
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないものです。
「ナチュラルウォーター」のうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう)を原水とするもの市場で流通している水のほとんどがこの「ナチュラルミネラルウォーター」です。
「ナチュラルミネラルウォーター」を原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラルの調整、複数の水源から採水した「ナチュラルミネラルウォーター」の混合等が行われているものです。
「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」及び「ミネラルウォーター」以外の容器入り飲用水です。
| 超軟水… | 桜島活泉水、ルソ(ポルトガル)、オルデン(ノルウェー)、海洋深層水マリンゴールド、スルシーヴァ (イタリア)、越後の名水、安曇野の天然水、日田天領水、天然水南アルプス、 モンダリズ(スペイン) |
| 軟水… | キリンアルカリイオンの水、ボルヴィック(フランス)、日本名山の天然水谷川連峰、 龍泉洞の水、イオン水(山形)マサフィー(アラブ首長国連邦) |
| 中硬水… | ティナント(イギリス、ハイランドスプリング(スコットランド)、ロケッタ(イタリア)、 バルヴェール(ベルギー)、エビアン(フランス)、サンタニオル(スペイン)、 海の深層水天海の水 |
| 硬水… | ヴィッテル(フランス)、トノン(フランス)、ペリエ(フランス)、ソーレ(イタリア)、 クールマイヨール(イタリア)、コントレックス(フランス)、シャテルドン(フランス)、 スイスウォーター(スイス) |
コーヒー
コーヒーの起源ははっきりと判っていません。幾つかの説がありますので紹介しておきます。一説は、コーヒーは当初は生で食べられ、保存の為に乾燥させるようになりました。その豆を煎じて飲みはじめ、失敗によりコーヒー豆が焦げした。その豆を使ってできたのがコーヒーです。もう一説には盗まれないように、種の発芽を止めて保存させるため火を通したと言われています。14Cから世界各国へ広がり始めます。日本へは17Cに長崎でオランダ人によって伝えられます。
アラビカ種
カネホーラ種(=ロブスタ種)
リベリカ種
カネホーラ種はほぼロブスタ種が占めており、最近ではカネホーラ種とは言わずに、ロブスタ種で通るようになってきました。
リベリカ種については、ほとんど生産されていませんのでここでは説明を省きます。
コーヒー豆の生産量の約70~80%を占めています。
特徴としては、
酸味が豊か
香り豊か
経時変化が激しい
があげられ、価格はロブスタ種に比べて高いです。
主にレギュラーコーヒーとして飲まれ、高級豆として位置づけられています。生産地は中南米諸国のブラジル、コロンビア、ガマテラ、カリブ海諸国のキューバ、ドミニカ、ハイチ、ジャマイカ、東アフリカからアラビア半島にかけてのタンザニア、ケニア、エチオピア、イエメン、他にインド、インドネシアの一部地域、アメリカなどが生産地です。
有名な豆としては、ジャマイカの「ブルーマウンテン」、タンザニアの「キリマンジャロ」、イエメンの「モカ・マタリ」、インドネシアの「マンデリン」、そしてアメリカの「ハワイ・コナ」などがあります。
コーヒー豆の生産量の20~30%です。
特徴としては、
酸味がない
ロブ臭といわれるほど香りがきつい
経時変化が少ない
などがあげられます。価格は安く主にインスタントコーヒーやリキッドコーヒーに使用されます。生産地は東南アジアや西アフリカ諸国です。
豆で購入して、直前に弾くのが基本(豆粉に挽いてしまうと約3時間で変化)
コーヒーの水は、水を飲んで美味しいと感じる水を選びます。水道水は避けたほうが無難で、最低でも浄水器を使用します。 湯温は90~95℃。
紅茶
紅茶とは、摘み取った茶の葉と芽を乾燥、完全発酵させた茶葉。世界で最も紅茶を飲むのはイギリス人で、朝昼晩の食事だけでなく、起床時、午前午後の休憩にも紅茶を楽しむ。紅茶の語源はその抽出液の水色から、また、英語のBlack teaはその茶葉の色に由来。
お茶の生葉がどの程度発酵されているかにより分類が異なります。茶の原料はすべて同じになります(学名Camellia sinensisというツバキ科の植物)
緑茶:不発酵(中国では黄茶も不発酵茶というカテゴリーに分類)
白茶: 少しの発酵
青茶:半発酵(烏龍茶)
紅茶:完全発酵
黒茶:微生物発酵(プーアル茶等)
「オレンジペコ」という商品名(ブランド名)のブレンド茶がありますが、この名前は紅茶の茶葉がどれくらいの細かさに切られているかという等級区分のひとつから拝借した名前です。
「オレンジペコ」という商品名(ブランド名)のブレンド茶がありますが、この名前は紅茶の茶葉がどれくらいの細かさに切られているかという等級区分のひとつから拝借した名前です。
P-ペコ
OP-オレンジペコ(7-12mm)
BOP-ブロークンオレンジペコ(2-3mm)
BOPF-ブロークンオレンジペコファンニングス(1-2mm)
D-ダスト (1mm)
これに、T(Tippy) G(Golden) F(Flowery)等の修飾がつくことがありますが、この修飾と茶葉の品質とは無関係です。
製法のことで、Crushing Tearing Curlingの頭文字をとったものです。CTC機の2つの回転数の違うローラーの間に茶葉をまきこんで押しつぶし・引き裂き・ひねり丸めながら、急速に茶葉を1mm程度の粒に加工していくものです。
CTC製法でも、同様にサイズによる等級区分があります。例えば、CTC製法で加工された葉の大きさ
BP-ブロークンペコ
PF-ペコファンニングス
PD-ペコダスト
D-ダスト
| ダージリン | ・ヒマラヤ山岳地帯の高地。 ・マスカットフレーバーとたとえられるフルーティーで刺激的 ・4月上旬から摘まれる一番茶をファーストフラッシュ ・5~6月の2番摘みをセカンドフラッシュ、 ・8~9月の3番摘みをサードティー、10~11月の秋摘みをオータムナルと呼びます。摘まれる時期によりそれぞれに特徴があります。最も香り高い最高級品が生まれるのはセカンドフラッシュといわれています。 |
| アッサム | ・広大な平野で作られる茶葉(インド紅茶の3分の2)で生産量世界1 ・強い渋味があるものの香りはソフト。 ・濃厚な味と深い水色はミルクティーに最適です。 ・現在はティーパック用にCTC加工されたものが8割。 |
| ニルギリ | ・南インドで栽培される茶葉。 ・風味はセイロン茶のようで、個性がなく味も香りも淡白(ブレンド用として使われること多い)。 ・フルーツなどを使ったフレーバーティー向き。 |
| ウバ | ・スリランカを代表する世界三大銘茶のひとつ。 ・標高1200~1800mの高地(ハイグローウン)。 ・強い渋味と香りが特徴。 ・8月~9月に摘まれたものはクオリティーシーズンティーとして最高級品。 ・ストレートもしくはミルクティー。 |
| ヌワラエリヤ | ・高地産の茶葉。 ・1~2月摘みのものが最高級。 ・適度の渋味。 ・ストレート、ミルクティー。 |
| ディンブラ | ・高地産の茶葉。 ・やさしい渋みが特徴。 ・1~2月摘みのものが最高品質。 ・マイルドな風味。 ・アレンジは自在。 |
| ケニア | ・標高2000mの大高原にある産地。 ・ほとんどがCTC加工。 ・癖が無く飲みやすいのが特徴。 ・アレンジは自在。 |
| キーマン | ・世界三大銘茶のひとつ。 ・渋味は少なく、スモーキーな薫り。 ・ストレート、ミルクティー。 |
| ラプサンスーチョン | ・正山小種(セイザンショウシュ)紅茶(福建省)に松の薫製で着香したフレーバーティー。 ・渋味は弱く、スモーキーで個性的な香り。 ・ストレート、ミルクティー。 |
| アールグレイ | ・近年では中国茶やセイロンにベルガモット(柑橘類のさわやかな香りを持つ果実)の香りをつけたもの。 ・当初のレシピはキーマンにベルガモットを着香したもの(英国のグレイ伯爵が好んで飲んだことから)。 ・ストレート、アイスティー、ミルクティー。 |
水は水道の水で十分(ミネラルは軟水 硬水は不向き)。
茶葉の量は、1杯(3g)、細かい紅茶(BOPなど)なら中盛一杯(2.5g)。
ティーポットにあらかじめ温める。
紅茶のお湯の量は一杯分に対して約160cc(3gの場合)2名分以上でつくるほうが美味しいと言われる。
お湯は水から沸かしたものを使う。
蒸らしはものによるが3~4分。BOPなどは2分。